「頭がいい人とそれ以外の人の違い」について、偏差値35から東大合格した僕(西岡壱誠)が考える本連載、しばらくご無沙汰しておりました。

 いよいよ年の瀬ですね。ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」の再放送もあれば、大学受験も高校受験も中学受験も、本番直前。そんな今回のテーマは「入学試験」です。

 みなさん、入試で結果を出すために一番大切な資質ってなんだと思いますか?

 僕は以前、漫画『ドラゴン桜』の作者である三田紀房先生から、こんな質問を受けたことがあります。

 「西岡くん、東大に合格するために一番必要な資質ってなんだと思う?」と。

 みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
 学力とか記憶力とか集中力とか、そういうものを思い浮かべる人が多いと思います。

合格の条件は、受験すること

 ですが、三田先生の回答は違いました。「それはね、『東大を受けよう』と思う心だよ。どんなに頭がよくても、『東大を受けよう』と思わなければ、東大生にはなれない。逆にそうやって自分から『東大に行こう』と思えれば、どんな弱さを持つ人でも、可能性はある。最初のその一歩を踏み出すというのがとても大事で、本当に多くの人がやらないことなんだ」と。

 そもそも「東大を受けよう」と思う人って少ないと思いませんか?

 僕は高校時代を、東大志望の人が自分以外にいない学校ですごしたので特にそう感じるのかもしれませんが、漫画『ドラゴン桜』12巻では、こんなデータが紹介されています(2006年刊行の漫画なので、データが少々古いのはお許しください)。