「頭がいい人とそれ以外の人の違い」について、偏差値35から東大合格した僕(西岡壱誠)が考える本連載。しばらくご無沙汰していましたが、冬休みが近づき、入試本番が近づいてきました。そんなタイミングで考えたい今回のテーマは、「ルールを守る」です。

 「頭がいい人ほどルールを守る」――こんなことをいうと、人によっては意外と思うかもしれません。

 「頭がいい人」というと一般に、ずば抜けた頭脳を持つ代わりにちょっとした常識なんかが抜け落ちていたりして、授業中に先生の話を聞かなかったり、自分の好き勝手なことをやっていたりして、「ルールにとらわれない人」というイメージがあると思います。さながら天才発明家といった感じですね。既存のルールを超越して、まったく新しいルールをつくるような人。そんな人こそが「頭のいい人」だと考えている人もいるでしょう。

 しかし、本当のところは、そうではないと僕は思うんです。頭がいい人ほど、実はルールを熟知しているものです。

 東大入試に限っていえば、「ルールに厳しい人ほど合格しやすい」という話があります。例えば『ドラゴン桜』に、こんなシーンがあります。

『ドラゴン桜』第11巻・98限目「ルールと自由」(C)Norifusa Mita/Cork
『ドラゴン桜』第11巻・98限目「ルールと自由」(C)Norifusa Mita/Cork
[画像のクリックで拡大表示]

次ページ なぜルール違反は「0点」なのか?