思考停止がバカを生む

矢島がバカなのは、「どうでもいいじゃん」で投げ出して思考停止するからだ、と、芥山先生は説明します。これはまさに、「わからないところがわからない」で投げ出していた、偏差値35の僕と同じです。さらに芥山先生は、こう続けます。
「淡泊な性格な人間」には、学問も東大受験も無理と、芥山先生はおっしゃるわけです。これは「分解して考える力」と結びついていると思います。漠然としたものを、漠然としたままにしないで、分解する。それには「しつこさ」が必要で、「しつこく分解する習慣」というのが、頭のいい人とそうでない人を分ける、大きな要素です。
でも、考えてみてください。「しつこく分解する習慣」って生まれつきの才能とは、違いますよね! 誰だって、いつからでも、自分の頭をよくすることはできるんです。ぜひ皆さんも「分解力」を意識してみてください。
マインドを変えれば、地頭力も上がる!
偏差値35から東大合格して、
『ドラゴン桜2』の編集担当になった僕が、
東大生に学んだメンタル・テクニック
東大生の地頭のよさは、
実は、4つの非認知能力に支えられています。
(1)「主体性」を持ち、
(2)「メタ認知力」を発揮することで、
自分の現状を把握し、さらに、
(3)「セルフコントロール」を働かせながら、
(4)「戦略性」を持って行動する。
このような心の習慣ができると、
「やるべきこと」に前向きに取り組めて、
学びがぐんぐん深まるのです。
みなさんも、僕と一緒に4つの壁を乗り越えて、やりたくないことでも結果が出せる、地頭力の土台をつくっていきませんか。
【1】「目的」の壁 ― やるべきことを「やろう」と思える主体性
【2】「やるべきことがわからない」の壁
― 自分がやるべきことを突き止めるメタ認知力
【3】「モチベーション」の壁
― やり始めたことを「やり続ける」ためのセルフコントロール
【4】「戦略」の壁
―「いいところまできたけど、あと一歩」を乗り越えるための戦略性
漫画『ドラゴン桜』の名シーンもたっぷり掲載。
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『ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型』
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