年初から矢継ぎ早で巨額の予算措置を講じてきたバイデン政権は6月24日、超党派の上院議員グループとの間で、5年間で9730億ドル、8年間で1兆2090億ドルのインフラ投資計画に合意した。安全保障関連の国際合意も順調な滑り出しを見せ、バイデン大統領は、いよいよ中間選挙をにらんでの政権運営第2段階、つまり「分断された米国の再統一」に向けた動きに移りつつある。

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