この記事は日経メディカル Onlineに「医師1000人に聞きました」として9⽉9⽇に配信したものを⽇経ビジネス電⼦版に転載しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がわが国で流行し始めてから約1年半。ワクチン接種が進む一方で、感染症との闘いが終わる気配はなく、それどころか第5波では全国各地で過去最多の患者数を記録している。流行の長期化と医療体制の逼迫により懸念されるのがメンタルヘルスの不調を来す医師の増加だ。
これまでの調査でも、COVID-19流行下では医師の精神的負担が大きく、メンタルヘルスの不調に陥る医師が一定数いることが明らかになっている。そこで最新の動向を調査すべく、日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象として2021年8月23日~29日にアンケートを実施。COVID-19が国内にまん延した2020年3月以降にメンタルヘルスの不調を来したかどうかを尋ねたところ、回答者7909人の医師のうち、25.5%が「メンタルヘルスに不調を来した」と答えた(図1)。
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この記事はシリーズ「新型コロナと闘う「医療最前線」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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