この記事は日経メディカル Onlineにコラム「緒方さやかの『米国NPの診察日記』」として6月24日に配信したものを、日経ビジネス電子版に転載しています。

 米国疾病予防管理センター(CDC)は5月中旬に、「新型コロナワクチンを接種した人は、屋内でもマスクをしなくていい」と発表した。CDCは新しいエビデンスに基づいた決断だと言っている。

 それ以降、デパートやスーパーマーケットなど様々な店舗で「CDCのガイドラインでああ言ってはいますが、当店ではマスクを着用してください」というような、申し訳なさそうな看板を見かけるようになった。私の住むサンフランシスコ郊外では、CDCの発表後も店内などではほとんどの人がマスクをしている。

 しかし、南部に住む友人は、屋内でマスクをしない人が非常に多いと言っていた。何日か前には、南部のジョージア州のスーパーマーケットで、マスク着用のことで口論になった結果、店員が客に銃殺された。

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