

20~30代の若手時代は、ビジネスパーソンとしての将来を左右する大切な時期。では、どのような知識やスキルを身に付け、どんな行動や挑戦をするのがよいのか。そんな悩みを持つ皆さんに向けて、各界で活躍する経営者が、自らの経験に基づくアドバイスをする日経ビジネスLIVEの新しいシリーズ「若手時代にやっておくべき10の挑戦」の第5回を9月14日(火)午後8時に開講します。
登壇者は、一休代表取締役社長の榊淳氏と、オルビス代表取締役社長の小林琢磨氏です。「アートとサイエンス、両方を理解する人になる」と題し、文系的なマネジメント知識やスキルだけでなく、自らデータを分析したり、仮説検証をしたりできるようになるために必要な「10の挑戦」を明かします。ぜひご参加ください。
アートもサイエンス、どちらもスペシャリスト

一休代表取締役社長
1972年生まれ、熊本県出身。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。米スタンフォード大学大学院修士課程修了。2001年ボストン コンサルティング グループ入社。09年からアリックスパートナーズ。13年一休に入社。副社長COO(最高執行責任者)を経て、16年2月から現職。21年4月からヤフー執行役員トラベル統括本部長を兼務。
銀行を振り出しに、米スタンフォード大学大学院への留学やボストン コンサルティング グループ勤務などを経て、2016年2月にオンライン旅行販売サイト「一休.com」の社長に就任。
顧客の購買履歴や属性データなどから一人ひとりに適したホテルや旅館を推奨する「レコメンドエンジン」を自らプログラミングして実装したり、膨大なアクセスデータを毎朝、分析してライバル企業への対抗策を日々、打ち出したりしている。
そんな、プロ経営者とデータサイエンティストという2つの顔を併せ持つのが一休の榊淳社長だ。
決算数字の読み方は理解していても、いわゆるデジタル施策などには暗く、部下任せといった経営者が今も少なくない。そうした悪しき先例に倣わず、アートとサイエンスの両方を理解する人になるにはどんな努力が必要か。榊社長が明かす「若手時代にやっておくべき10の挑戦」は貴重な道しるべとなるだろう。
ポーラグループの社内ベンチャーとして立ち上げた新ブランドを50億円規模にまで育てたオルビスの小林琢磨社長も、アートからサイエンスまで幅広い知識を持ち、老舗企業の変革をリードするキーパーソンとして注目されている。直近では、オルビスの通販向け出荷ラインに300台以上のAGV(無人搬送車)を導入。出荷作業の大半を自動化するという大胆なDX(デジタル変革)プロジェクトを成功させている。
とかく若手時代は自らが担当する業務をこなすことに精一杯。いわゆる文系出身の人なら、AI(人工知能)やDXなどは専門外などと考え、敬遠してしまう人も少なくないだろう。
しかしこれからの時代、与えられた仕事を一生懸命こなすだけの一本足打法では未来を切り開くことは難しい。学ぶことにどん欲で、自らの専門領域を広げることで結果を出し続けてきた2人の社長が明かす「若手時代にやっておくべき10の挑戦」。自らの殻を破り、さらなる成長を目指す人にとって大いに参考になるはずだ。この貴重な機会をお見逃しなく。

オルビス代表取締役社長
2002年ポーラ入社。2010年グループの社内ベンチャーで起ち上げた敏感肌専門ブランドを扱うDECENCIA代表取締役社長。同ブランドを50億のビジネスに導いた後、2017年オルビスマーケティング担当取締役、2018年代表取締役社長に就任。リブランディング、構造改革、組織変革を実行。リブランディングの象徴となるスキンケアの「オルビスユー」、飲む次世代スキンケア「ディフェンセラ」は、34年に及ぶオルビスの歴史上、スキンケア・食品それぞれのカテゴリで圧倒的な最高売上を記録。EC向け出荷ラインに330台のAGV(無人搬送車)導入による物流センターの自動化、アプリをコアにパーソナライズされたCX戦略の実行などDXを牽引。ポーラ・オルビスホールディングス取締役を兼務。早稲田大学大学院MBA(経営学修士)。
「若手時代にやっておくべき10の挑戦」

■第5回 2021年9月14日(火) 20:00~21:00
テーマ:「アートとサイエンス、両方を理解する人になる」
講師:一休 代表取締役社長 榊淳氏
オルビス 代表取締役社長 小林琢磨氏
会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(ライブ配信)
主催:日経ビジネス
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)。
■こんな方におすすめ
+ビジネスパーソンとして一層の成長を目指している方
+起業家や若手経営者の考え方や経験を知りたい方
+社外でも通用するビジネスの「土台」を身につけたい方
+管理職や経営者を目指すために必須のものを知りたい方
+将来のキャリアについて考える就活中の学生の方
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