シリーズ
日経クロステック

-
EV化で自動車産業に“下剋上”の波 覇権を狙う部品メーカー
巨大IT企業が参入する自動車産業の未来を読み解く第3回。IT企業が考える将来のモビリティーは、「いつでも」「どこでも」使える車。その代表的なものが、「自動運転タクシー」だ。そして、この自動運転タクシーはCASE(コネクテ…
-
アマゾン、アップルが自動車狙う理由「時代の変化に対応できていない」
巨大IT企業が参入する自動車産業の未来を読み解く第2回。CASE(コネクテッド、自動運転、シェア&サービス、電動化)という「うねり」は、これまで完成車メーカー各社が追求してきた価値をすべて否定する。CASEという大波が襲…
-
従来価値を「全否定」、CASEは自動車メーカーを解体する
アップル、グーグル、アマゾン…。デジタルの覇権を握る巨大企業たちの自動車産業への参入が秒読み段階に入った。その象徴となるのがスマホの雄である米アップルが生産を準備中と言われる「Apple Car」だ。デジタル覇者の参入に…
-
業界最安水準ながらも決済手数料を課すPayPay、中小加盟店は付いてくるか
ソフトバンク傘下でスマートフォン決済の「PayPay」を提供するPayPay社は2021年8月19日、中小の加盟店向け手数料を発表。有料マーケティングサービス「PayPayマイストア ライトプラン」加入者には手数料を優遇…
-
メタバースにグリーやフェイスブックが本格参入、今の盛り上がりは本物か
グリーは2021年8月6日、子会社のREALITY社を通じてメタバース事業に参入すると発表した。一時は関心が大きく落ちていたメタバースだが、米Facebook(フェイスブック)がメタバースへの注力を打ち出すなど、ここ最近…
-
コロナ禍で苦しむ小規模事業者のeコマース支援、「メルカリShops」に勝算はあるか
メルカリ社は2021年7月28日、グループ会社のソウゾウを通じて、スマートフォンから簡単にネットショップを開設できる「メルカリShops」の試験提供を開始したとを発表。フリマアプリで培った基盤を活用してeコマースの支援事…
-
手話をリアルタイムでチャット変換、ソフトバンク「SureTalk」の実力を探る
ソフトバンクが電気通信大学らと共同で開発を進めている、聴覚障害者と健常者が手話と音声を通じ円滑にコミュニケーションするシステム「SureTalk(シュアトーク)」。その本格展開に向けてiOS版アプリを2021年7月に公開…
-
グーグルが決済ベンチャーのpringを買収、加速する金融デジタル化の行方
スマートフォンアプリで決済や送金が手軽に利用できるサービス「pring(プリン)」を運営するpring社は2021年7月13日、米Google(グーグル)による買収を発表。グーグルの狙いはpringが得意とする「送金」に…
-
「OPENREC.tv」と提携するKDDI、eスポーツのライブ配信に関わる狙いとは
KDDIは2021年7月6日、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を運営するCyberZと業務提携すると発表した。ゲーム実況やeスポーツなど、ゲーム関連の映像配信に強みを持つCyberZとの提携は、KDDIに…
-
5Gはアートを変えるか、「東京ビエンナーレ」に見る新しい表現への期待
5G(第5世代移動通信システム)の登場以降、その性能をアートに生かす取り組みが拡大しつつあるようだ。「東京ビエンナーレ 2020/2021」の内容から、通信性能の向上がアートの世界にどのような影響をもたらしているのか探っ…
-
ドコモと小田急が新宿で「XR」大規模イベント、可能性と課題を探る
NTTドコモと小田急電鉄は、XR技術を活用した新たな街づくりイベント「XRシティ SHINJUKU」の第2期プロジェクトを2021年6月21日に開始した。東京・新宿を舞台にXRを活用した様々な取り組みを実施している同イベ…
-
外資系参入でフードデリバリーの競争激化、再編の鍵握る携帯大手の動きを読む
コロナ禍で盛り上がるフードデリバリー市場に海外企業の参入が相次いでいる。日本のフードデリバリー普及率が低く、市場開拓の余地が大きいことがコロナ禍で明らかになったことがその背景にあるが、参入企業の多さに過当競争の懸念も出て…
-
「決済手数料無料」終了に揺れるQRコード決済、中小店舗の利用継続に何が必要か
QRコードを活用したスマートフォン決済は、これまで急拡大を続けてきた。だが期間限定で店舗の決済手数料を無料化してきた事業者各社の施策が2021年後半に終了することで、正念場を迎えようとしている。
-
KDDIはなぜフードデリバリー分野の提携相手に「menu」を選んだのか
KDDIは2021年6月1日、フードデリバリー・テークアウトアプリ「menu」を提供するベンチャー企業のmenuとの資本業務提携を開始した(同2日に発表)。フードデリバリーアプリは、コロナ禍で需要が急速に高まっており参入…
-
eスポーツ・VR・ライブ配信、なぜドコモの新サービスで5G活用が限定的なのか
NTTドコモは2021年5月19日に新サービス・新商品発表会を実施。eスポーツ、VR、そしてライブ配信と、5Gを意識した3つの新たなサービスを打ち出した。だが、実際に5Gが使われる部分はかなり限定的だ。商用サービス開始か…
-
グーグルのWear OSがTizenと統合、Apple Watchの牙城を崩せるか
米Google(グーグル)は米国時間の2021年5月18日に、開発者向けイベント「Google I/O」を2年ぶりに開催。同社のスマートウオッチ向けOS「Wear OS by Google」と、韓国Samsung El…
-
気色悪い「愛」にあふれた日本企業、仲間を切り捨てられないのならDXなんて無理
世はDXの一大ブーム。最近、この「極言暴論」でもDXをよく取り上げている関係もあり、企業の「DX奮闘記」的な話を聞く機会が増えた。その中には、なかなか感動的な話もあるが、どうにも違和感が拭えない。はっきり言ってしまえば「…
-
「AirTag」でスマートタグに地殻変動、スマホ大手が相次いで進出する理由
貴重品などに付けて紛失防止に役立てるスマートタグ。米Apple(アップル)が「AirTag」を投入したことで大きな注目を集めている。海外では韓国Samsung Electronics(サムスン電子)などスマートフォン大手…
-
大企業でも「脱ITオンチ」世代の社長が次々誕生、だがDXの丸投げはなくならないぞ
社長交代の季節だ。新社長の年齢を特に注視しており、大企業に50代の社長が次々と誕生している。ITオンチの経営者、生きた化石の経営者がどんどん減り、本当にITの重要性を理解する経営者が増えそうだ。何とめでたいことではないか…
-
ようやく黎明期を脱したVR、スマートフォンが主役になれなかった理由
一時は関心が落ちていた仮想現実(VR)だが、専用ハードとコンテンツが充実してきたことにより、ここにきてコンシューマー向けの利用が拡大しつつあるようだ。一方で、スマートフォンを使ったVRでは撤退の動きが相次いでおり、温度差…