シリーズ
日経クロステック

101回
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2023年に変わる携帯各社の経済圏ビジネス、競争はポイント還元からサービスの質へ
大盤振る舞いのポイント還元施策で顧客を引き付けてきた、携帯電話4社のいわゆる“経済圏”ビジネス。だが2022年の動向を見るとそのポイント還元率が低下するケースが多く見られ、お得さだけでは顧客を引き付けられなくなりつつある…
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7Mbpsの衛星通信で南極から8K伝送、KDDI総研が取り組む映像圧縮技術の重要性
KDDI総合研究所(KDDI総研)と情報・システム研究機構 国立極地研究所(極地研)は2022年12月15日、南極の昭和基地から8Kで映像をリアルタイム伝送する実証実験の成果を披露した。
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iPhoneやAndroid端末が採用する「パスキー」、パスワードレス認証普及の課題とは
パスワードを使う必要なく様々なサービスにログインできるようにする認証技術「FIDO」。その仕様を用いたパスワードレス認証「パスキー」がIT大手に採用されたことで注目されている。FIDOの普及を推進するFIDO Allia…
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スマホで使えるモーションキャプチャー、ソニー「mocopi」が秘める可能性とは
ソニーは2022年11月29日、スマートフォンに接続して利用できる小型のモーションキャプチャー「mocopi(モコピ)」の発売を発表した。ソニーの狙いはどこにあるのだろうか。
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アマゾン「Alexa」部門で大規模リストラ、音声アシスタントは生き残れるか
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」などを担当するデバイス&サービスチームのリストラを打ち出したことが注目されている。音声アシスタントのビジネスは、今後どのような方…
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スマホ決済がふるさと納税と連携、「PayPay商品券」が求められる理由とは
スマートフォン決済「PayPay」を提供するPayPay社は2022年11月16日、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふる社と「PayPay商品券」を提供すると発表した。ふるさと納税とスマートフォン決済…
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写真加工からARに転身図るSnapchat、ソーシャルメディアとして周知できるか
米スナップが提供する写真や映像を主体としたコミュニケーションサービス「Snapchat」について、日本での事業強化を打ち出すべく2022年11月8日に記者向けイベントが開催された。だが日本でSnapchatが支持を得るに…
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NetflixやAmazon Music Primeから見える、時代の寵児「サブスク」の変調
米ネットフリックスが広告付きの料金プランを開始したり、米アマゾン・ドット・コムが音楽配信サービスの再生方法をシャッフル再生のみに絞ったりするなど、ここ最近サブスクリプション系のサービスで従来にない変化がいくつか起こってい…
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猛威振るうSMSフィッシング詐欺、被害を防ぐサービス普及の課題とは
電話やSMS通じて様々な形で金銭をだまし取る特殊詐欺の被害が後を絶たない。その被害を防止するため迷惑電話を防止する機器やアプリが多く提供されている。それらが普及する上で課題となるのは何だろうか。
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政府が掲げる「Society 5.0」、CEATEC 2022で見えた成否を決める要素とは
2022年10月18日から4日間にわたって開かれた、IT・エレクトロニクス関連の展示会「CEATEC 2022」。3年ぶりにリアルでの展示が実施された今回のCEATECからは、その内容から政府が掲げる「Society 5…
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翻訳から同時通訳に挑戦するポケトーク、言語の壁を越える日は来るのか
ソースネクストから分社化したポケトーク社は2022年10月12日、英語を70の言語に翻訳し、字幕に加え音声で通訳もする「ポケトーク同時通訳」を今冬に提供すると発表した。言語の壁を超えたコミュニケーションが実現される日は来…
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NTTグループが総力挙げメタバース新会社で勝負に、XR事業を拡大できるか
NTTドコモは2022年9月28日、XR事業の推進に向け新会社「NTTコノキュー」を設立すると発表した。強みとするネットワークに加え、サービスやデバイスを一貫して提供し、昨今注目を集めるメタバースやデジタルツインなどの事…
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東京ゲームショウ2022が3年ぶりのリアル開催、スマホゲームに起こった変化とは
2022年9月15日から4日間にわたって実施された「東京ゲームショウ2022」。本格的なリアルでのイベントが復活したこともあって大きな注目を集めたが、復活までの3年のうちにスマートフォンゲームを取り巻く環境にもいくつか変…
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ドアダッシュに買収された「Wolt」がなぜ日本に残ったのか
ここ最近急速な再編が相次いだフードデリバリーサービスだが、その再編により大きな動きのあった企業の1つが、米ドアダッシュに買収された、「Wolt」を展開するフィンランドのウォルトエンタープライゼスだ。この買収により、日本で…
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美術館をメタバース空間で体験、ドコモがNFTをマーケティングに活用する理由
NTTドコモは2022年9月1日から、東京・銀座の「アートアクアリウム美術館GINZA」でメタバースとNFTを活用したオンラインとオフラインとの融合によるマーケティングを実施。なぜマーケティングにメタバースとNFTを活用…
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AR眼鏡「Nreal Air」の中国エンリアル、日本市場を優先する理由
中国Nreal(エンリアル)は2022年8月24日に戦略発表会を実施した。同社はAR(拡張現実)を体感できる眼鏡型デバイス「Nreal Air」を世界に先駆けて日本で販売している。同社が日本市場に力を入れる理由と、そのこ…
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政府検討のスマホアプリ「サイドローディング」義務化、セキュリティーは大丈夫か
日本政府は公正競争重視の姿勢から、アプリストア外からアプリをインストールする「サイドローディング」の義務化を検討している。だがサイドローディングはスマートフォンのセキュリティーを弱めるという別の大きな問題を引き起こすだけ…
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公共交通に広がるクレジットカードのタッチ決済、交通系ICカードを置き換えるのか
クレジットカードのタッチ決済で公共交通を利用できる「オープンループ」が、日本でも地方を主体に広がりつつある。オープンループを導入する理由はどこにあるのか、また公共交通系電子マネーと競合はしないのか。三井住友カードが開催し…
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メタバース時代に携帯電話事業者はOTTから主導権を取り返せるか
2022年7月27日から2日間にわたって実施されたメタバース関連のイベント「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」に、携帯電話大手がブースを出展した。その背景には何があるのだろうか。
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お得なのか割高なのか、楽天市場の有料会員サービスとしての楽天モバイル
「楽天モバイル」で携帯電話事業に参入した楽天グループが参入に際して重視していたのは、楽天モバイルと「楽天市場」など楽天グループの他サービスとのシナジーだ。「楽天EXPO2022」で打ち出された内容から今後の課題について考…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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