公共・商業施設のトイレをサブスクリプション(定額課金)方式で提供する一風変わった中堅企業がある。木村技研(東京・世田谷)。かつては一介の水道工事会社にすぎなかったが、独自の節水技術で名を上げた。今や名だたる公共交通機関や商業施設がこぞってサービスを導入する。TOTOなど大手メーカーとは戦う土俵を変えることで確固たる地歩を築いた。

 木村技研の本社兼研究開発の根城は、世田谷区の閑静な住宅街のど真ん中にひっそりとあった。

研究開発の一室には便器がずらりと並ぶ
研究開発の一室には便器がずらりと並ぶ

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り3165文字 / 全文3406文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「上阪欣史のものづくりキングダム」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。