日銀が投機筋への「兵糧攻め」に乗り出す。金融機関に実施している国債の「貸出料」を引き上げることを決めたのだ。市場で国債を借りて売りポジションを作る投機筋にとっては足かせとなる。3月9~10日に予定される次回の金融政策決定会合を控え、日銀と市場のつばぜり合いが始まっている。

 2月16日午後、日銀は「10 年物国債のカレント3銘柄にかかる金融市場調節面の措置について」との文書を公表した。素人目には専門的で分かりにくいが、国債市場関係者にとっては極めて重要な方針変更だ。

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