4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の後任が、共立女子大学の植田和男教授になることが固まった。14日に政府が人事案を国会に提示。今後、質疑や国会での議決を経て内閣が任命する。かつて2008年には衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の下で同意が得られず、総裁が空席になる事態が生じたこともあるが、今は衆参両院の過半数を与党が占めるため、手続きは粛々と進む見通しだ。異次元緩和という異例の政策を掲げた黒田総裁から植田氏への交代は何を意味するのか。

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