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 大学受験対策も、これからが本番。勝負どころといわれる夏休みを前にして、「東大模試」に挑戦することになりました。

 もちろん、テレビドラマ、日曜劇場「ドラゴン桜」での話です。藤井遼(鈴鹿央士)、小杉麻里(志田彩良)も加わった東大専科の生徒たちが、力試しのために模試を受けたのです。

 さて、結果は……、案の定ほとんどの生徒がE判定でした。

 模試の合格判定がEだったとき、大抵、反応は2つに分かれます。
 「自分はダメなんだ」と悲観的に捉える人と、「まあ、今はまだこんなもんだろうな」と楽観的に捉えて、それほど気にしない人と。

 よく、「運のいい人」「運の悪い人」という言い方をしますが、楽観的に捉える人は「運のいい人」になれるけれども、悲観的に捉える人は「運の悪い人」になる――。そんなふうに言うと、短絡的すぎる、決めつけだ、と思われるでしょうか。

 でも、あながちそうでもないのです。人の個性を分析するFFS理論(開発者:小林惠智、詳しくはこちら)で考えると、物事の捉え方と「運のいい/悪い」は大いに関係している、と言えるのです。

悲観的な人が陥りやすい「悪魔のサイクル」

 劇中の生徒たちはどんな反応だったかと言えば、自信を失くした早瀬菜緒(南沙良)は、「東大専科をやめる」と言い出しました。早瀬は、少しでもうまくいかないことがあると、すぐに諦めて、逃げ出す癖があるようです。
 そんな早瀬に対して、桜木建二(阿部寛)はこう言って諭します。

 「お前は運がいい。だがな、自分が幸運であることに気づかないヤツは、結局不幸な人生を送ることになるんだよ」

 「お前は運がいい」と言われても、早瀬はピンと来ていない様子。なぜなら、「自分は運がいい」などと思ったことはないからです。

『ドラゴン桜2』2巻13限目 ©Norifusa Mita/Cork

 桜木が言う「運がいい」とはどういう意味なのでしょうか。今回は、「運のいい人」「運の悪い人」をFFS理論で考察してみたいと思います。

続きを読む 2/5 懲りない人ほど、強運の持ち主!?

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