「保全性」の子どもには、経験を後押ししよう

 親として関与できることがあるとすれば、子どもの「枠組み」を広げてあげることです。
 「保全性」の高い子どもは、未経験のことに対して最初は不安がりますが、経験させてあげることで、不安は減っていきます。そして、経験を積み上げることで、枠組みは広がります。

 「拡散性」が高い知り合いの母親は、自分の子どもが「保全性が高そうだ」と感じたらしく、「まずは枠組みを広げよう」と海外旅行に連れて行っています。未知なことが「既知」になれば、との発想です。最初は不安がっていても、時間の経過とともに“慣れて”くれば、不安は減るだろうと考えたようです。

 まとめると、「親が子どもに残せる資産は教育だ」という言葉がありますが、そのためには子どもの個性に合う「学び型」を育んであげることです。同時に、親にも個性があり、「それが子育てに影響する」ことも自覚しなければなりません。

 「子どものために良かれ」と思うのであれば、「子どもの思い」を実現させてあげることです。親の不安や不満を子どもに投影するのが子育てではないのですから。

© Chuya Koyama/Kodansha
(構成:前田 はるみ

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『ドラゴン桜2』5巻35限目 ©Norifusa Mita/Cork
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