『ドラゴン桜2』12巻94限目(©Norifusa Mita / Cork)

 「『一歩踏み出せない』あなたをエースにする方法」(連載継続中)では、人気コミック『宇宙兄弟』(小山宙哉作)のストーリー、キャラクターを通してFFS(Five Factors & Stress、開発者:小林 惠智博士、詳しくはこちら)理論による自己理解・他者理解の方法をご紹介してきました。

 こちらをまとめた書籍『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み』は、おかげさまで好評をいただいて10万部を超え、このたび、10回目の増刷となりました。この場を借りて皆様にお礼申し上げます。

FFS理論を「学び」に活かす

 『宇宙兄弟と……』を出版してからしばらく後、この企画プロデューサーである佐渡島庸平さん(コルク代表)から、「次は、テーマを受験や学校の勉強、社会人の資格取得やスキルアップなどの『学び』において、『ドラゴン桜』『ドラゴン桜2』(以下、特記なき場合は『ドラゴン桜』)とFFS理論を組み合わせて、自分に合った効率的な学びの方法を考えていきませんか」とご提案があり、再び筆を執らせていただいて、このほど刊行の運びとなりました。

 タイトルは『ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型』。今回は三田紀房さんの人気コミック『ドラゴン桜』と、その続編『ドラゴン桜2』を通して、自分の個性に合った「学び“型”」を知り、勉強やスキルアップに役立てていただくことを目的にしています。

 テレビドラマ 日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)が、阿部寛さん、長澤まさみさんらによってこの週末、4月25日(日)夜9時から放送されます。詳しくはこちら)。

 FFS理論は現在、ソニー、本田技術研究所、リクルートグループ、LINEなど、延べ約800社で導入されています。その主な目的は、自己理解と他者理解です。

 自分では「よかれ」と思ってとった言動が、異なる個性の相手にはストレスに感じてしまうことがあります。また、なぜこの場面で相手がそんな行動をするのか、理解できずに悩むこともあります。そうした個性による行動や感じ方の違いを、部下への指導法や育成法、ストレス対策に活用いただいています。

 実はその中で、組織での活用とは別に、子育て世代の方々から「子どもとの関わり方をアドバイスしてほしい」という相談をかなりの頻度で受けていました。相談の一番のポイントは、組織で発生する問題同様、「個性の違いによるすれ違い」です。

 つまり、子どもの個性が自分(親)と異なる場合に、子どもに学習習慣を身に付けさせ、勉強へのやる気を引き出すために、どう接すればいいのか悩んでいる親御さんが多かったのです。

続きを読む 2/4 学び方は個性に大きく影響を受ける

この記事はシリーズ「『ドラゴン桜』で学ぶ「学び型」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。