コロナ禍はエンパワーメントにどんな影響を及ぼしているのか。星野リゾートの星野佳路代表が自社の経験を踏まえながら米国の経営学者、ケン・ブランチャード氏と語り合った。エンパワーメント理論の最新動向も含めてリポートする。

エンパワーメントを実践してきた星野氏(左)と理論を確立するブランチャード氏がコロナ禍のエンパワーメントについて話した(写真=左:栗原克己)

星野佳路氏(以下、星野):最初にブランチャードさんの本を読んだのは1980年代であり、実践し始めたのが 90年代です。ブランチャードさんはその後の30年ほどでエンパワーメントにコミットしている多くの企業を見てきたと思います。

 組織にエンパワーメントをもたらすための方法について新たに明らかになったステップやアイデアなどはありますか。

ケン・ブランチャード氏(以下、ブランチャード):その質問は例えば、私が最近人々に問いかけている「新型コロナウイルス感染症拡大によるパンデミックの中にも、何か希望の兆しはないでしょうか」という問いと深く関係しています。私にとってそれは「Zoom」のようなビデオ会議システムがその1つで、エンパワーメントにとっても大きな意味を持っています。

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