リゾート運営会社、星野リゾートは星野佳路代表が経営学の教科書を参考にした経営戦略を実践し、事業を伸ばしている。同社の成功の「方程式」を、最新の戦略と現場のリポートから明らかにする。
シリーズ
星野リゾートの方程式

23回
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危機で成長の星野リゾート 星野代表は「未知の旅行市場」に注目
星野リゾートの星野佳路代表と、ユニークなビジネスモデルで注目のスタートアップ、カブクスタイル(長崎市)の砂田憲治代表、同社共同創業者の大瀬良亮氏が対談。アフターコロナや中長期的な観光業の課題にどう臨むかを語り合った。星野…
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星野氏×ブランド論の巨人アーカー氏「この道に方程式はない」
ブランド論の世界的権威、デービッド・アーカー氏と星野リゾート代表の星野佳路氏がリモートで対談。アーカー氏の著書は星野リゾートのブランドづくりの教科書であり、同社が成長する原動力の1つ。星野氏はブランドづくりで感じてきたこ…
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星野リゾート、業績回復3つの理由 スモールマスマーケティングも
星野リゾートは米グアム、金沢などでの新たな施設の運営を発表。新型コロナウイルス禍による業績の停滞から抜け出しつつあり、成長路線が鮮明になってきた。順調な業績回復の背景には3つの理由がある。新たにスモールマスマーケティング…
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コトラー氏×星野リゾート代表 教科書通りの経営はなぜ強いのか
世界的な経営学者フィリップ・コトラー氏と星野リゾートの星野佳路代表がリモートで対談。経営学の教科書についての考え方から株主資本主義とステークホルダー資本主義、コロナ禍によるマーケティングの変化など、幅広いテーマについて語…
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開業ラッシュの星野リゾート 新ブランド戦略に踏み出す理由
星野リゾートがホテル・旅館の運営を加速する。施設数が増加する中、同社はブランド戦略の刷新も進めており、アフターコロナを見据えた成長路線が鮮明になってきた。
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リモートでチーム力を高められる? 星野リゾート代表と世界的権威が語る
コロナ禍のエンパワーメントにどんな影響を及ぼしているのか。星野リゾートの星野佳路代表が自社の経験を踏まえながら米国の経営学者、ケン・ブランチャード氏と議論。エンパワーメント理論の最新動向も含めてリポートする。
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星野リゾートの「教科書」の経営学者に聞く 最高のチームの創り方
星野リゾートの星野佳路代表はエンパワーメントを組織の軸に置くことで事業を伸ばしてきた。参考にしてきたのが米国の経営学者、ケン・ブランチャード氏の一連の著書だ。星野氏とブランチャード氏が今回、初めて対談。エンパワーメントの…
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新規も再生も 星野リゾート、コロナ禍に攻めの戦略
星野リゾートはグループ化したWBFホテル&リゾーツの施設の再生を3月からスタート。これにより施設数は48から十数カ所増える見込みだ。ポイントは数だけではない。一連の取り組みをつぶさに見つめると、星野リゾートの現在地とコロ…
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星野リゾート、コロナ禍で都市ホテルの再生依頼が増加
京都で新たに3施設を運営することをこのほど発表した星野リゾート。福岡でもグループで外資系ホテルの経営権の取得を発表するなど、アフターコロナも見据えながら、拡大戦略を練る。今後の動向を含めて、星野佳路代表に聞いた。
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星野リゾート、マイクロツーリズムに新たな手を打つ
2度目の緊急事態宣言に星野リゾートはどう臨んだのか。星野佳路代表は「経営環境は厳しいが、前の宣言時とは状況が明らかに違う。取り組みにはこの1年の蓄積が生きている」と強調する。今後の展望も含めて詳しく聞いた。
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星野リゾート代表「フラットな組織がコロナ禍の対応力生む」
星野リゾートの業績が急回復している。理由の1つは「フラットな組織」によって社員が自ら動くからだという。考え方や取り組みを星野佳路代表に聞いた。
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星野リゾート、早くも「Go Toトラベル後」に向け手を打つ
Go To トラベルによって、コロナ禍の観光業に薄日が差してきたようにもみえる。コロナ禍の観光にいち早く手を打ってきた星野リゾートの星野佳路代表に聞いた。
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星野リゾート 新型コロナ「最初の緩和期」、成長戦略にも着手
新型コロナウイルスの感染拡大に対し、星野リゾートは収束まで1年から1年半かかるのを前提にそれぞれの時期に何をするのかを落とし込んだ「18カ月プラン」に基づき、さまざまな手を打っている。緊急事態宣言が解除された「最初の緩和…
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星野リゾート、耐え抜くための「1年半計画」に踏み出す
政府の緊急事態宣言が出され、観光をめぐる状況はさらに厳しさを増している。星野佳路代表に、戦略の見直しを進める現状と対応策を聞いた。「新ノーマル」への対応がポイントになる。
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新型コロナ、観光に試練 星野氏「黄金週間まで続くと深刻」
新型コロナウイルスの大きな影響を受けている業界の一つが観光業だ。なかなか先が見えない状況が続くが今何をすべきか。逆風下で新施設「界 長門」(山口県長門市)を3月12日に開業した星野リゾートの星野佳路代表に聞いた。
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星野リゾート、「顧客の心に焼きつける」マーケティング
米国の経営学者、アル・ライズ氏らの著書は、星野リゾートのBEB5軽井沢にどう生かされているのか。武蔵野大学の宍戸拓人准教授が分析する。
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星野リゾート、3冊の「教科書」から読み解く現場力の高め方
星野リゾートでは経営学の教科書の内容を現場でどう生かしているだろうか。各施設の取り組みを扱ってきたRaise LIVEの内容を踏まえ、武蔵野大学の宍戸拓人准教授が最新の経営学の動向も含めて解説する。
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星野リゾート 多様な働き方、DJも牧場も
星野リゾートの評価制度は10項目に対して各5段階で評価を行う。サービスのあり方を現場が考える中、ユニークな業務にたどり着いたスタッフが目立つ。
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「新型コロナウイルスにも慌てず対応」逆境の星野リゾート30年史
星野佳路氏がトップになってからの星野リゾートの歩みは時代の変化や経営体制の変更によって浮上する課題を乗り越える取り組みの繰り返し。逆風の中、現在のビジネスモデルにたどりついた。
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星野リゾート 沖縄観光の2大課題、こう乗り越える
沖縄の観光客は2018年度に1000万人を突破。米ハワイと並ぶ水準に達し、順風満帆に見える。しかし、星野リゾートの星野佳路氏は沖縄の観光について2つの課題を指摘する。
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従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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