震災とともに農業に向き合う

 カトウファームがある福島は、東日本大震災に伴う風評被害の問題と直面した場所でもあります。

 「これだけ時間がたった今もそれを感じることがあります。でも、まずは気にしないで自分たちの発信を続けること。手を差し伸べてくれる人は必ずいるので、その人のことを思いながらやっていく。それが自分たちのスタイルです」

 今、カトウファームでは農産物の安心・安全の国際的な保証基準である「グローバルGAP(農業生産工程管理)」の取得と、取得する農家の支援に取り組んでいます。現在、生産しているホップや大麦だけでは、ビール造りの全てを賄い切れていない状況ですが、今後は、できる限り自分たちのものや福島県のものを使いたいと意気込んでいます。

 「福島にいることの意味を知ってほしい。一緒に面白い福島をつくりたい」

 震災から月日がたち、様々な問題は残っているものの、「Yellow Beer Works」のビールが即完売するという状況は、おいしい農産物を作る人と応援する人がいればどんな困難もやがては乗り越えていけることを示しています。

醸造家直伝! 究極のビールの注ぎ方

 ビールは、グラスに注ぐところまでが肝心。グラスの状態や注ぎ方で全く違う味わいを楽しめます。今回は、醸造家の方に教わった、究極のビールの注ぎ方「3度注ぎ」を動画で紹介します。

「醸造家直伝! 究極のビールの注ぎ方」

  • ① グラスをきれいに洗い、自然乾燥させる。
  • ②グラスを立てたままにし、ビールをグラスの縁に泡が届くまで注ぐ(1度目)
  • ③泡とビールの量が1対1になったら、さらにビールを縁まで注ぐ(2度目)
  • ④泡とビールの量が1対2になったら、泡をこわさないように、ゆっくり注ぐ。最終的に泡とビールの量が3対7となるのが理想(3度目)
Yellow Beer Works(カトウファーム)
https://yellowbeerworks.com/

この記事はシリーズ「作り手とレシピで知る「日本の食」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。