インストラクショナルデザインの5つの要素とは?

 First Principles of Instructionで取り上げられている要素は、学習をデザインする人が学習効率をアウトプット重視で飛躍的に向上させるよう設計できることを目指しています。そのため、学習のプロセスにおいても、現実世界の課題を使用してアウトプットすることに重点を置いているのが特徴です。

 First Principles of Instructionでは次の5つの要素が挙げられています。

  1. Task-oriented
    学習者は、学習プロセスで自分の現実世界の課題をテーマとして取り上げると、興味と熱意を持って効率的に学ぶことが可能になる。
  2. Activation
    学習者は、すでに持っている自分の知識とスキルを思い出し整理するため、あるいは新しい知識を整理するための構造が与えられるときに、知識とスキルが活性化し効率的な学習が可能になる。
  3. Demonstration / Show me
    学習者は、そのようなスキルや知識が自分の現実世界の問題や課題の文脈で提示されたときに、新しい知識やスキルを効率的に学習することが可能になる。
  4. Application / Let me
    学習者が自分の現実世界の課題に学んだ新しい知識とスキルを適用し課題解決に使うことで効率的な学習が可能になる。
  5. Integration / Watch me
    学習者は、新しい知識を自分の日常生活に活用することで効率的な学習が可能になる。

 これを読んだだけでは、なかなか実践は難しいと感じるのではないでしょうか。そこで、TORAIZでは、これらの原理を実際の学習で簡単に実現するために、次のようなチェックシートを使っています。ご自身の学習デザインに活用してください。

[画像のクリックで拡大表示]

 このチェックシートは英語だけでなく資格試験などあらゆる学習について適用できます。一定期間学習したら、チェックシートとそれに基づいた学習デザインを確認して、学習の結果を振り返っていただきたいと思います。必ず成果が出ているでしょう。

 Kさん、英語の学習については、まず1000時間を確保し、インプット志向の学習からインストラクショナルデザインに基づくアウトプット志向の学習に切り替えることで結果は出ると思います。頑張ってください。

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