色がついていない黒字の部分がオックスフォード5000に含まれていない単語で13ワードあります。ただ、人名や企業名、さらには単語になっていない短縮形なども含まれているので、実際にオックスフォード5000に含まれていない単語は「prepped」「incubus」「viral」「plague」の4ワードと極めて限られています。

 また、CEFRのレベルで見てもほとんどA2レベルまでであり、CEFR B2レベルは「fully」の1ワードのみでこれも難しい単語ではありません。念のために申し添えると、たまたま私が抜き出した部分が簡単だったわけではありません。どこを取り出しても同じような傾向です。

 このようなことから私は、英語で会話するにはオックスフォード3000でほぼ足りると考えています。

TOEICは単語力が必要だが……

 次に考えなければならないのは、入社や社内での異動・昇進の際に英語力を示す尺度として非常に広範に利用されているTOEIC L&Rについてです。TOEIC L&Rであれば現在は700点以上のスコアを求めている企業が多いと思います。このレベルのスコアを獲得するには5000語以上の単語を覚える必要があると思います。

 TOEIC L&Rは単語をどれだけ知っているかがスコアと直結しています。TORAIZ語学研究所の分析によれば1000ワード覚えると100点スコアがアップします。ですから学生でTOEIC L&Rで700点以上を目指す方は、まず5000単語を覚える必要があると考えてもらってよいと思います。

 まとめると、TOEIC L&Rで700点以上が必要であれば、まず5000語を覚えてしまうのがよいでしょう。それ以上に単語をリストとして覚えるのは効果的でないと私は思います。オックスフォード3000や5000の選び方の説明で触れたように、オックスフォード3000や5000をベースの単語として押さえた上で、その上にそれぞれの学習分野で習得すべき重要な単語を積み上げるという二段構えがよいと思います。

 Yさん。「単語を覚えるのが嫌だなぁ」などと単語の暗記だけにこだわることなく、志望業界のニュースや本を英語で読み、頻出単語を覚えていくことが最も効率的な単語学習となると思います。

 また、単語を簡単に覚える方法については以前の記事「英単語を覚えられない? より簡単に覚えられる方法はあります!」でもご紹介しているので、ご覧ください。頑張ってください。

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