宇宙飛行士だけに許されてきた「宇宙の視点」をソニーが解放する──。
ソニーは2022年、東京大学と開発した4Kカメラ搭載の小型人工衛星を打ち上げ、衛星から自分好みの地球や宇宙の写真、動画の撮影を楽しめる「宇宙エンタメ」サービスを始める。

「トヨタが挑む月面探査、灼熱・極寒の荒野で目指す『ランクル』激走」で紹介したように、技術力を押し出してアプローチするのがトヨタ自動車。これとは対照的に、ソニーは得意のエンタメ領域で宇宙ビジネスに進出する。あえて知見の乏しい宇宙へ飛び出すのは、なぜなのか。
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