菅義偉内閣の支持率が大幅に低下する中、菅首相、自民党の二階俊博幹事長とそれぞれ直接話した。自民党の総裁選は9月29日投開票が決まったが、やり方を間違えれば、国民の菅首相に対する不信感はより強まるだろう。

菅内閣の支持率が大幅に低下している(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
菅内閣の支持率が大幅に低下している(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大する中、国民の菅内閣に対する不信感が強まっている。

 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が8月21、22日に行った世論調査で、内閣支持率は32.1%。東京五輪後に行われた各社の世論調査でも、支持率はいずれも30%前後となり、いよいよ危険水域に入ったと言わざるを得ない。

 産経新聞とFNNの世論調査のうち「政府の新型コロナ対策を評価するか」という質問では、「評価しない」と答えた人が70.4%に達した。自民党支持層でも53.4%が「評価しない」と回答している。年代別には特に、現役世代の評価が厳しかった。

 「菅首相にどれくらい首相を続けてほしいと思うか」という問いでは、「すぐに交代してほしい」と答えた人が19.9%、「9月末までに行われる自民党総裁選で交代してほしい」が48.2%、「できるだけ長く続けてほしい」が7.0%だった。

 僕は8月26日に菅首相と会って話をしたばかりだ。菅首相はこの日で勤続150日となったが、直接顔を見たところ、疲労感は特に感じられなかった。「いつも通り」という印象だった。

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