思い起こしてみれば、戦後の日本は貧しく、モータリゼーションによって自動車が広く普及したのは1964年の東京オリンピックのあとだといわれている。そのため70年代までは、地方の小さな街でも駅前に商店街があり、バス路線も充実していて周辺から買い物客が集まっていた。

 それが、66年には全国で228万台しかなかった乗用車が、わずか6年後の72年に1091万台となり、さらに7年後の79年には2140万台と急激に普及したことで、地方の駅前商店街は一気に衰退していった。

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