投入モデルを参照しつつチェックしていこう。日本に関しては今期発売される新車は「eKクロスEV」と“延長再雇用”の「ミニキャブ・ミーブ」の2台だけ。PHEVの2台は高額車両なりには売れるだろうが、バッテリー価格高騰の中で利益率の確保がどこまでできるかは要注意だ。

アジアの販売を支える「非電動化モデル」の戦略は?

 ここしばらく厳しい決算をしのいで来た三菱自の体力では、「EVも内燃機関も」と一気にマルチソリューションを狙うのは難しいのはよく分かる。後述するが、主戦場のアセアンでは内燃機関モデルの更新が予定されており、ただしこれは2023年以降(2024年3月期)になる。会社として「今期はあくまで電動車に全振りの年、それ以外は来年以降に」ということかもしれない。

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