さて賛否両論渦巻く冒頭の与太話である。

 医者から申し渡されたダイエット食とはいえ、できれば美味いモノを食いたいのは人情。まあ幸いなことに多少は料理もできるので、ちょっと頑張ってみたのがボロネーゼ風茹でもやし。

 参照したレシピは有名YouTuber「料理研究家リュウジのバズレシピ」から「至高のボロネーゼ(こちら)」。ポイントは挽肉をほぐさずに塊のまま強火で焼いて焦げを作ることと、ベーコンで旨味を出すこと、大量のワインとホールトマトを十分に煮切って、酸味を飛ばすこと。

 味見をすると筆者の好みでは「もう少し甘みが欲しい」と思ったので、1人前小さじ1杯くらい蜂蜜を加えた。見た目はご覧の通り素晴らしい出来だが、パスタ代わりにさっと1分茹でてソースと和えたもやしは当然のごとく圧倒的なもやし感。しゃっきしゃきである。食ってパスタの代わりには全くならない。これはもしかしたら、茹でて水っぽくなるよりも、炒めて使った方が多少マシかもしれない。

 ただしボロネーゼソースは大変美味い。翌日は厚揚げを焼いた上にこのボロネーゼソースを載せ、さらにとろけるチーズを載せてグリルで焼いた。むしろこっちの方が美味かった。流石にツラいので少し低糖質麺とかのリサーチを始めている。今回はこっちはあっさり目にまとめて本題に入ろう。

いすゞと日野とトヨタのアライアンスは何を生むか?

 3月24日、いすゞ自動車、日野自動車、トヨタ自動車の3社は合同記者会見を開き、資本提携を含む協業の発表を行った。日野はすでに1966年からトヨタとの業務提携をスタートさせており、2001年の第三者割当増資以降は、トヨタの連結対象子会社となっている。今回の提携では、いすゞが第三者割当によって自社が保有している株式を処分(新株を発行せずに持ち株をトヨタに売却)し、発行済み株式の4.6%をトヨタが取得した。いすゞの側も同額規模のトヨタ株式を市場買い付けで取得し、相互に株を持ち合う形となった。これによりトヨタを軸にする形で3社の資本提携が成立したことになる。

 ここで興味の対象となるのは提携の目的だ。

 公式の発表では「CASE(Connected:コネクティッド、Autonomous/Automated:自動化、Shared:シェアリング、Electric:電動化)の加速」とだけ述べられており、それは多くの人に電動化領域での協業をイメージさせた。もちろんEV(電気自動車)や、FCV(燃料電池車)のトラックに加えて、おそらくはディーゼルハイブリッドなどのシステム開発で協業することは確実だろうが、実はこの提携の本当のインパクトはそこではない。ビッグデータの相互利用にあるのだ。

トヨタと日野が国内市場向けに開発中の大型燃料電池トラック。(出所はこちら

 そして、その先には、自動車運行データとして世界最大のビッグデータへの道がつながっている。それはつまり、この企業連合が物流業界のGoogleになる可能性を含んでいることを意味する。

 いや話を初めから大きくしすぎた、順序立てて考えていこう。

続きを読む 2/5 国内の物流のほとんど、そして世界へ

この記事はシリーズ「池田直渡の ファクト・シンク・ホープ」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。