地響きが伝わってくる
筆者のスケジュール帳からの抜き出しなので、抜けがあるかもしれないし、メーカー主催のイベントとしてではなく、筆者の側から個別に質問して技術者とリモート面談させてもらったものはカウントしていない。ついでに言えば、筆者の場合、新聞記者枠と自動車ジャーナリスト枠両方の取材に呼ばれるので、多分どちらの人と比べてもかなり多いと思う。
抜き出したのは、何らかの形でCNに繋がっていくと考えられるトヨタの説明会や発表会、試乗会だ。ちなみにこれ以外の取材としては、トヨタ主催ではなく日本自動車工業会主催のものや、「CNとの関連性がない、薄い」ものとしては、決算、部品調達、安全、販売戦略などのイベントがある。
1月20日 | 【リサイクル】 | KINTO説明会 |
1月29日 | 【エネルギー利用】 | WOVEN PLANET事業説明会 |
2月19日 | 【エネルギー利用】 | CN説明会 |
2月23日 | 【エネルギー利用】 | WOVEN CITY鍬入れ式 |
3月5日 | 【エネルギー利用】 | 福島水素エネルギー研究フィールド取材会 |
3月24日 | 【エネルギー利用】 | トヨタ、日野、いすゞ協業発表 |
4月8日 | 【エネルギー利用】 | 高度運転支援説明会 |
4月19日 | 【エネルギー利用】 | アドバンストドライブ試乗説明会 |
5月21日 | 【CN内燃機関】 | 水素内燃機関カローラ、スーパーGT富士参戦 |
5月31日 | 【CN内燃機関】 | 移動式水素ステーション説明会 |
6月4日 | 【エネルギー利用】 | 福島水素エネルギー研究フィールド説明会 |
7月16日 | 【電動化】 | RAV4 PHV試乗会 |
7月19日 | 【電動化】 | アクア説明会 |
7月21日 | 【エネルギー利用】 | スズキ、ダイハツとCJPTの軽商用車領域での協業発表 |
7月30日 | 【CN内燃機関】 | 水素内燃機関カローラ、スーパーGTオートポリス参戦 |
8月6日 | 【電動化】 | アクア試乗会 |
8月17日 | 【エネルギー利用】 | 自動運転向け地図自動生成システム説明会 |
8月17日 | 【電動化】 | アクア技術説明会 |
8月25日 | 【エネルギー利用】 | コネクテッド説明会 |
9月7日 | 【電動化】 | 電池、カーボンニュートラルに関する説明会 |
9月14日 | 【CN内燃機関】 | 水素輸送取材会 |
9月18日 | 【CN内燃機関】 | 水素内燃機関カローラ、スーパーGT鈴鹿参戦 |
9月27日 | 【電動化】 | カローラクロス試乗会 |
9月30日 | 【電動化】 | 歩行領域バッテリーEV説明会 |
10月5日 | 【エネルギー利用】 | WOVEN PLANET進捗説明会 |
11月1日 | 【電動化】 | ロッキー/ライズ説明会 |
11月10日 | 【電動化】 | トヨタオールラインナップ試乗会 |
11月13日 | 【CN内燃機関】 | 水素内燃機関カローラ、スーパーGT岡山参戦 |
11月29日 | 【電動化】 | ロッキー/ライズ試乗会 |
12月1日 | 【電動化】 | レクサスNX試乗会 |
12月14日 | 【電動化】 | バッテリーEV戦略に関する説明会 |
こうやって並べてみると、トヨタのCN対応(=EVだけに頼らないマルチソリューション)が、口だけではないことが明瞭に浮かび上がってくるだろう。
ボリューム感と併せて把握しておいてほしいのは、EV化とHEV推進、水素によるFCEV(水素燃料電池自動車)と水素内燃機関などが、全て同時に進行しているという点だ。今年のスーパー耐久(S耐)では、従来の水素内燃のカローラスポーツ以外にも、バイオ燃料でのGR86による挑戦も始まる。ブラジルではバイオエタノール対応のハイブリッドシステム(THS2)に、より効率を向上させた新型が登場する。
Powered by リゾーム?