ワクチン接種回数の国際比較を見ると、日本は世界5位となっている。主要国の中で感染者や死亡者が相対的に少ない日本で、これだけの接種が行われてきたことは、海外では高く評価されている。にもかかわらず新型コロナ病床の不足への懸念があるのは、医療体制が独占的で硬直的な構造を抱えているからだ。

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