Kaizen Platform代表取締役の須藤憲司氏による連載も今回が最終回。DX(デジタルトランスフォーメーション)を志向するすべての人に伝えたい、偉大な先人からの「5つの質問」を紹介しよう。

(写真:的野 弘路)
(写真:的野 弘路)

 この連載を読んできてくださった人の中には、企業内でまさにDXに取り組んでいる人、今後のミッションとして抱えている、これから検討する人など、様々な立場の方がいると思います。

 私自身が、いつも立ち返る質問があります。それは、ピーター・ドラッカー氏による「5つの質問」です。この質問はとても良くできていて、顧客体験を改善するDXにおいても、それを進めるマインドセットを捉え直す上でも、良い試金石となります。

第1の問い 我々の使命は何か
第2の問い 我々の顧客は誰か
第3の問い 我々の価値は何か
第4の問い 我々の成果は何か
第5の問い 我々の計画は何か

 これらの問いは極めて普遍的なものですが、DXを推進する上でも重要です。「デジタルを用いて、私たちはどの顧客に対して、何の課題を解決したいのか」という問いに立ち返らないと、本質的ではない安易な施策に陥りがちになってしまうからです。

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