シリーズ
徹底予測2021年 底打ちか奈落か

完結
14回
-
習近平もさすがに同意 2021年、分断する世界が例外的に団結すること
未曽有の危機によって各国が、経済成長の足踏みを強いられた2020年。米国発の様々な分断も、「トランプ後」も急激な改善は望めそうにない。だが21年に世界経済に明るい兆しが全くないわけではない。
-
国・文化だけじゃない 2021年ついに世界は「男女で分断」
世界中を混乱に陥れているコロナ禍という状況も重なって、国や文化、思想による分断や亀裂が地球規模で進んでいる。2021年はこれらの要素に加えて、これまではあまり想定していなかった深刻な分断が世界で顕在化してくる恐れがある。…
-
米国分断、米中対立…バイデン効果「特になし」の衝撃
過去4年間、世界を翻弄してきたと言ってもいいトランプ氏が退場し、米国はバイデン新政権の下で再出発することになった。だが当面は、米国内の分断や米中対立への改善は期待できない。そんな声も上がる。米国議会の一部が指摘する“台…
-
変わる街の景色 減る携帯ショップ、増える「おひとり様御用達店」
“コロナ禍2年目”となる2021年は「街の景色」も大きく変わりそうだ。今や日本全国どこでも見られる携帯ショップは激減する可能性も。一方、コロナ禍での「おひとりさま」需要を取り込む新たな店舗が増えそうだ。
-
日本人には無理? 観光産業の支え役「ワーケーション」普及の可能性
コロナ禍に苦しむ旅行業界を救うとされる「Go To トラベル」に批判の声が集まっている。2021年以降、業界の救世主となるのは「ワーケーション」かもしれない。リゾートで仕事など言語道断。そんな日本人の価値観もコロナ禍で変…
-
外食にロボット、AI大量投入 「今どき人が接客?」は目前
コロナ禍によって最も大きな打撃を受け、2021年も厳しい状況が予想される外食産業。だが正念場であるがゆえに、技術革新が一気に進む可能性もある。人による接客なんてもう古い――。21年はそんな時代の幕開けになるかもしれない。
-
鍵は「リモート副業」 コロナ禍で年収を240万円アップさせる方法
2021年、コロナ禍を機に広がりそうなのが「リモート副業」だ。居住地に関係なく、自分のスキルが生かせる副業先を全国から探すことが可能になる。地方企業や自治体にとっても、人材不足を解消する切り札になり得る。
-
「もう痛勤は嫌!」在宅定着で大逆風のオフィス市場、勝ち組は福岡
コロナ禍の影響を最小限に防いだかに見えた不動産市場だが、リモートワークの定着で、これまでは安定した投資先と目されてきた東京都心のオフィスに異変が起きている。市況は急激に悪化し、2021年以降の「不動産市場低迷」の始まりに…
-
ずるい?心強い? コロナ禍で自動車産業が早くも大復活した理由
自動車業界には早くもV字回復ムードが漂い、2021年も好調は持続しそうだ。が、業界がいよいよEV(電気自動車)時代に突入するのも確実で、参入企業は安閑とはしていられない。
-
「日経平均3万円」突破か 続伸派と崩壊派、それぞれの根拠と不安
2020年、29年半ぶりに2万6000円台を突破した日経平均株価。21年もこの流れは続くのか、それとも一過性の動きなのか、市場はこの話題で一色となっている。
-
五輪、縮小でも高コスト必至 やってもやめても「負のレガシー」?
コロナ禍の収束が見えない中、東京五輪・パラリンピックの開幕まで残り約8カ月となった。どのような形で開催しても「負のレガシー」は残りかねない。だがやり方次第で世紀の祭典は、日本経済底打ちの号砲となる可能性も秘めている。
-
えっ、ワクチンにも死角? 日本のコロナ禍が2021年に収束する条件
2020年世界に大きな打撃を与えたコロナ禍の打開に向け、光明が見えつつある。英国は世界に先駆け市民へのワクチン投与を開始。日本も接種体制整備に動き始めた。21年、日本と世界は果たしてコロナ禍という悪夢にピリオドを打てるの…
-
株価失速にコーヒー危機? 本誌2020年予測をあえて自己採点
毎年の恒例である本誌の翌年予測企画だが、2020年の的中率は極めて微妙なものとなった。産業動向から流行現象まで多くの予測を狂わせたのは言うまでもなくコロナ禍だ。予測が外れた原因を分析するほど20年がいかに「異常な年」だっ…
-
「密」と呼ばれて300日… 屋形船業者が見た悪夢とかすかな光
30兆円近くGDPが失われ、20兆円規模で個人消費が減った。2020年はまさに「悪夢の1年」で、多くの日本企業の経営者がこれまで経験したことのない危機的な状況に陥った。21年にこの流れは変わるのか、それとも、さらなる窮地…
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回