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 日本マスタートラスト信託銀行(MTBJ)という名前を聞いたことがあるだろうか。資産管理業務を専門に取り扱う、つまり有価証券の保管や管理を行う日本初の信託銀行として2000年に業務を開始した。20年3月末の資産管理残高は412兆円と日本の国家予算の何倍もの規模だ。

 もう少しその仕事を具体的に言うと、年金基金や投資信託などの信託資産を預かって管理すること。年金基金や投資信託など資金の出し手、つまり投資家は一般的に投資顧問などの運用会社に運用を委託する。彼らは「資産運用のプロ」だ。対して決済業務、有価証券の保管、残高管理、配当の受け入れなどの管理業務を手掛けるMTBJは「資産管理のプロ」というわけだ。

株主優待品はオペレーション係とチェック係で開封する(日本マスタートラスト信託銀行本店、写真:稲垣 純也)