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ピンチをチャンスにする技術

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サッカー元日本代表監督・岡田氏「強い組織の鍵は個人の自律」
2010年のサッカーワールドカップ(W杯)で日本をベスト16に導いた岡田武史・元日本代表監督。14年からFC今治オーナーとして経営に携わっている。監督業も経営も、リーダーとしていかに自律したメンバーを育てられるかが問われ…
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文化体験のエクスぺリサス 内需開拓の助っ人は地域の“事情通”
神社仏閣などでの体験サービスを提供してきたエクスペリサス(東京・渋谷)は、コロナ禍でターゲットを国内の消費者に転換せざるを得なくなった。同社の社員はわずか10人だ。たまった名刺を見返し、旅行・宿泊業者ら社外の“事情通”を…
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消毒液「100倍増産せよ」 花王、ピンチこそ掲げる高いハードル
花王が、3月に市場で品不足になっていた消毒液の増産体制をたった1カ月で20倍超に引き上げた。組織を動かしたのは、「100倍増産」という一見無謀にも思える大号令。無理とも思えた目標は、むしろハードルの高い号令をかけられたこ…
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中西金属が若手にも権限 「ティール組織」導入、2年目社員がまとめた提携
コンベヤーシステムなどの老舗メーカー、中西金属工業(大阪市)が9月、主要事業部の一つに「ティール組織」の仕組みを導入した。上司も部下もなく、社員が同等の決裁権を持つ。変革を起こすために若手にも権限を持ってもらうという決断…
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老舗高級菓子たねや 売上高7割減からの復活で得たもの
高級菓子の老舗、たねやグループは前年同期比で7割減少していた売上高がほぼ前年並みまで回復している。その裏では、全社員による危機感の共有や企業の存在意義の再確認など、経営の基本に立ち戻った取り組みを進めていた。たねやがピン…
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ソフトバンクGやトヨタが示す 危機をバネにする4法則
国内外の有力企業は幾度ものピンチをくぐり抜けて成長を続けてきた。どんな事態でも、決して揺るがぬ姿勢を持っていることが共通している。先を見据える、己を知るといったその姿勢はどの企業にも当てはまる「法則」といえる。
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脳科学者「危機は視野を狭める」、対策は日常から
経営者も現場のリーダーもコロナ禍の影響で大きなピンチに陥った。脳科学者によると、この時の脳は戦うか、逃げるかといった視野の狭い状態に陥ってしまう。ピンチを脱する対策は、普段から信頼し合える人間関係をつくるなど、「ピンチの…
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歴史学者・磯田氏「危機こそ日本人が変わるとき」
歴史学者の磯田道史・国際日本文化研究センター准教授は、歴史を振り返ると日本は幾度もピンチをチャンスに変えてきたと語る。日本人は、平時には変化を起こしにくい。だからこそ、危機がより大きな意味を持つ――。磯田氏はコロナ禍につ…
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引っ越しのアート・寺田名誉会長「できると信じ、流れを変える」
アートコーポレーションは、オイルショックで経営危機に陥った運送会社の新規事業として生まれた。バブル崩壊など様々な危機を乗り越えてきた創業者の寺田千代乃名誉会長は、「悪い流れを変えるのがリーダーの務め」と語る。
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サントリー新浪社長「組織は気から」痛感
新浪剛史サントリーホールディングス社長はローソンを立て直すなど、幾度となく危機をくぐり抜けて明るい未来を切り開いてきた。その経験から、ピンチをチャンスに変えられるリーダーには「やり遂げる覚悟を示す」などの条件があるという…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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