10月12日朝、上海市内にある大手オンライン学習塾「軽軽教育」が設けた保護者向けの臨時窓口に数十人が詰めかけていた。前日の夜から当日朝にかけて、軽軽教育で働く教師から受講生の父母に対して「もう授業を受けることができなくなる。政府や警察に相談した方がよい」という連絡が相次いだのだという。

 朝の出勤中に教師からSNS「微信(ウィーチャット)」で連絡を受けたというある母親は急きょ会社を休み、現場に駆けつけた。「軽軽教育からは夏ごろに先生とは企業向けの微信でやりとりするよう指示されていたが、企業アカウントはもう使えなくなっていた。うちの場合はそれ以前に微信アカウントを交換していたので、先生と連絡が取れた」

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この記事はシリーズ「広岡延隆の「中国ニューノーマル最前線」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。