9月26日から10月5日まで、世界最大級の自動車展示会「北京国際自動車ショー」が開催された。

 世界最大の自動車市場である中国は2019年まで2年連続で前年割れとなり、コロナ禍が直撃した今年2月の販売台数は前年同月比で8割近く減った。だが、今年4月以降は新型コロナの封じ込めに手間取る他の国や地域を尻目に前年同月比でプラス成長を続けている。

 その中でも特に好調なのがトヨタ自動車とホンダだ。8月の販売台数は市場全体が前年同月比11.6%増となる中、トヨタは同27.2%増、ホンダは同19.7%増と、いずれも8月単月で過去最高を記録した。

 巨大市場が上向き始めたことで、世界の自動車産業の中で中国への関心が高まっている。コロナ禍からの復興、米中対立、電動化技術の進展などが注目された今回の北京国際自動車ショーで、各社はどのようなメッセージを打ち出したのか。

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この記事はシリーズ「広岡延隆の「中国ニューノーマル最前線」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。