米国製アプリ「Clubhouse(クラブハウス)」が話題を呼んでいる。先週あたりから日本や米国、英国に住む友人がSNSに投稿しているのをよく見かけるようになった。電話番号を知っている人を招待することで、ユーザーを増やしていく仕組みの音声SNSだ。

(写真:Abaca/アフロ)

 中国に住んでいる人間にとって、こうした新たなネットサービスが出てきた時、1番気になるポイントは「利用できるか」だ。

 ご存じの読者も多いだろうが、中国当局は2006年に情報統制を目的としたネット監視システム「金盾工程」を本格稼働させた。万里の長城(ザ・グレート・ウオール・オブ・チャイナ)になぞらえて「グレート・ファイアウオール(GFW)」などとも呼ばれている。「YouTube」や「Facebook」「Twitter」「Google」「Dropbox」「LINE」などは軒並み中国国内からのアクセスが遮断されており、こうしたサービスに慣れ親しんだ外国人にとって不便なことこの上ない。中国政府は海外のネットサービスの遮断理由について「中国の法律による」とするだけで、対象サービスや理由などは明らかにしていない。一昨年にはビデオ会議サービス「Zoom」も一時遮断され、多くの企業関係者が悲鳴を上げていた。

 というわけで、実際に中国・上海からClubhouseを利用できるか試してみた。

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この記事はシリーズ「広岡延隆の「中国ニューノーマル最前線」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。