
著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイは8月31日、日本の大手総合商社5社に5%超を出資したと発表した。日本の上場企業への本格的な投資は初めてとみられる。
この日、米国株を中心に投資をしてきた「賢人」バフェットの出資が伝わると、5社の株価は大きく上昇。伊藤忠商事の終値は2723.5円となり、上場来高値を付けた。
同社の鈴木善久社長は、「世界の金融市場から出遅れていた日本株、特に商社株に世界有数の投資家が関心を示したことは明るいニュース。日本の商社業界は大きな地殻変動が起きつつある。業界活性化の起爆剤になる」と歓迎した。
商社に目を付けたバフェット氏の狙いは、どこにあるのだろうか。
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