
伊藤忠商事は1月13日、鈴木善久社長COO(最高執行責任者、65歳)が代表権のない副会長となり、石井敬太専務執行役員(60歳)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。石井専務は、化学品畑が長い。岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)は留任する。
同じ日の午後、伊藤忠子会社のファミリーマートは3月1日付で澤田貴司社長の後任に、伊藤忠の細見研介執行役員(58歳)が就く人事を発表した。細見氏は岡藤会長と同じく繊維事業出身で「伊藤忠の社長候補」とも目された人物。対する石井氏は「今まで(社長の後継に)名前も挙がったことがない」(石井氏)という。
この人事の裏には、何があるのだろうか。
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