シリーズ
奥平力のものづくり栄枯盛衰

6回
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クボタ、24年に電動トラクター商用化 脱炭素にギア上げる
農業機械大手のクボタが2024年に電動トラクターを国内市場に投入することが分かった。まず出力20キロワット弱の小型機を24年に発売し、30年にかけて中小型の機種で電動農機のラインアップを増やしていく。水素燃料を使ったFC…
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コロナ後の「やっぱり中国」鮮明、輸出額は過去最高水準
中国向け輸出額が過去最高の水準にある。背景にあるのは中国の旺盛な設備投資需要だ。産業用ロボットや半導体製造装置のメーカーは「足元の状況は過去最高レベル」と興奮を隠さない。コロナの影響からいち早く抜け出した中国への依存度が…
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コロナで軽量化追い風 素材だけでない、部品だけでもない三井化学
コロナ禍からの経済復興で各国が脱炭素を打ち出したことで、EV(電気自動車)化の流れは一段と加速した。重い電池を搭載したEVの航続距離を延ばすためには、車体の軽量化が欠かせないとあって、活況に沸くのが軽くて強度に優れた材料…
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旭化成や三菱ケミ、日米新政権下の脱石油はCO2資源化が試金石
二酸化炭素(CO2)を資源として捉え、原料として再利用する取り組みが大手化学メーカーの間で加速している。地球温暖化の元凶であるCO2を資源化できれば、排出削減に匹敵する効果が期待できる。脱プラスチックや、廃プラのリサイク…
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川崎重工、空港無人PCR検査システムを開発したもう1つの狙い
ビジネス目的の海外渡航再開の動きが広がりを見せる中、川崎重工業は遠隔操作で新型コロナウイルスのPCR検査が可能なロボットシステムを公表した。検体採取から結果判明までは約80分で、従来の210分から大幅に短縮される見込み。…
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航空機向け需要急減も粘り腰の東レ、炭素繊維で二刀流
苦境に立たされている東レの炭素繊維複合材事業が、ここに来て粘りを見せている。稼ぎ頭の航空機向け需要が大きく落ち込む一方で、風力発電向けの需要は堅調さを維持。航空機向け依存から脱却すべく打ってきた布石が功を奏した格好で、高…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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