「東京在住で身長は170cm以上。趣味は読書で土日休み、一人が好きでインドア派。たばこは吸わず、体形は細すぎない。結婚の意思があり、子供も欲しい人」──。
都内の不動産系企業で働く20代女性の高木由紀さん(仮名)。結婚を前提とした出会いを求め、2017年の秋に始めたのがマッチングアプリだった。

マッチングアプリとは、恋人探しや結婚相手探しなど、出会いを求める利用者同士を結び付けるアプリのこと。写真付きのプロフィルを登録し、そのプロフィルに対して「いいね」といった意思表示を送り合うと、マッチングが成立。そこからメッセージツールでやり取りができるようになるというのが基本的な仕組みだ。
アプリで希望の条件を設定して検索にかけると、候補の男性がずらりとスマホに映し出される。高木さんの場合、50人程度の相手と「いいね」を送り合い、そのうちの5人ほどと頻繁に連絡を取るようになった。
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