新型コロナウイルスの影響で世界のサプライチェーン(供給網)が大きな打撃を受けた。日本企業は東日本大震災などを受け、そのあり方を見直してきたが、十分ではなかった。目指すのは、リスクを断ち切ることのできる「止まらない工場」だ。生産・仕入れの複線化など、企業は終わりのない努力を続ける。(写真:PIXTA)