東経139度44分28秒。北緯35度39分29秒。
地球における、日本の経度と緯度を定める基準点です。日本の位置を、「客観的」かつ「世界に共通する表現」で示すもの。


私たちはふだんの生活の中で、自分が今いる場所を客観的かつ世界に共通する言葉で考えることがあるでしょうか。とかく、自らの「主観」に基づき、「仲間うちでしか通じない言葉」で考えがちです。


世界を見るときも同様です。主観に基づき、固有の言葉でとらえようとする。しかし、日本も世界もさまざまな面を持ちます。自らの主観をいったん捨てて別の視点に立てば、違う世界、異なる日本が見えてくるのではないでしょうか。


地理でものを見るのが「横糸」なら、「縦糸」は歴史です。人類の歴史の中で世界は今どこにいるのか。日本はどこに立っているのか。


地理という横糸と、歴史という縦糸を羅針盤に、世界の今と日本の将来を展望していきます。それが、素晴らしい日本を次の世代に引き継ぐための「はじめの一歩」になると信じます。


(写真:PIXTA)