世界で最初に新型コロナウイルスの感染爆発が起き、77日間にわたって街が封鎖された中国湖北省武漢市(関連記事:「武漢が世界で一番安全」、にぎわう繁華街で聞いた市民の本音)。その中で武漢にとどまり、人々の生活を支え続けた日本人がいる。総合スーパーのイオン(湖北)総経理の杜若政彦氏と、併設するショッピングモールであるイオンモール(湖北)総経理の南慎一郎氏だ。都市封鎖の中で杜若氏と南氏は何を見てきたのだろうか。7月13日に武漢市内のイオンの店舗を訪れ、2人にインタビューした。

イオン(湖北)董事総経理の杜若政彦氏(右)と、併設するショッピングモールであるイオンモール(湖北)総経理の南慎一郎氏(写真:町川 秀人、以下同)
イオン(湖北)董事総経理の杜若政彦氏(右)と、併設するショッピングモールであるイオンモール(湖北)総経理の南慎一郎氏(写真:町川 秀人、以下同)

封鎖された武漢市に残って事業を続けました。当時の武漢の様子はどのようなものだったのでしょうか。

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