中国湖北省武漢市での感染拡大から始まった新型コロナウイルス禍は、世界に広がり、今も各国で猛威を振るっている。感染拡大をいったんはしのいだ国も経済活動と感染拡大防止のバランスをいかに取るかに頭を悩ませている。そんな中、武漢の都市封鎖などの対策で、感染拡大を押さえ込んだ中国は、他国に先駆けて収束を宣言、経済活動を再開させた。第2波の懸念がぬぐい切れないだけでなく、米国との対立が先鋭化する中で動き出した中国経済の現状をリポートする。(写真:ロイター/アフロ)
■ラインアップ(内容は変更する可能性があります)
第1回 国策半導体会社SMICの上場バブルが示す米中分断の現実(7月13日公開)
第2回 米中貿易戦争で従業員の半数を解雇した社長の辛酸(7月14日公開)
第3回 コロナ後もベンツがずらり、世界最大の卸市場・浙江省義烏の今(7月15日公開)
第4回 コロナ禍で一帯一路に黄信号、遠ざかる「中国の夢」(7月16日公開)
第5回 「武漢が世界で一番安全」、にぎわう繁華街で聞いた市民の本音(7月20日公開)
第6回 米企業団体会長「経済的手段で政治的目的の達成目指すのが中国」(7月30日公開)
第7回 都市封鎖の武漢にとどまったイオン現地トップの覚悟(8月4日公開)