普段は立派な経営理念を掲げ、従業員・顧客第一主義を標榜しながら、
いざ危機になると自社の利益だけを優先し、何もしない会社がある。
その一方、普段は地道に商売を続け多くを語らないものの、
いざピンチが訪れると自分が損をしても人の役に立とうする会社がある。
企業の本性は、苦境でこそ現れる――。
コロナ禍で“男気”を見せた企業と、従業員や取引先に冷たい仕打ちを浴びせた性悪企業。
両者の差はどこから生まれるのか。それぞれの舞台裏を報告する。(写真:PIXTA)