2020年3月期に約6700億円の最終赤字に転落し、工場閉鎖やモデル数の2割削減などの荒療治に踏み切る日産自動車。内田誠社長兼CEO(最高経営責任者)のもと「ゴーン時代」の拡大路線との決別を進めていたところに、コロナ・ショックが襲いかかった。負の遺産を断ち切り復活への道を進めるのか。それともこのまま沈んでしまうのか。日産の未来を検証する。(写真:ZUMA Press/アフロ)