シリーズ
日経クロストレンド

92回
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なぜデータドリブン経営は失敗するか 社員のやる気が出る3条件
「データドリブン経営」が失敗する理由は、学び方が適切ではないからだ。ツールの使い方を学んでもビジネスパーソンのモチベーションは維持できない。データドリブン経営を成功させ、DXに生かすためにはデータ活用をどう学ぶべきか。こ…
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「後払い決済(BNPL)」はキャッシュレス推進の救世主か?
日本でキャッシュレス決済の普及を加速させるためのカギの1つは、中小小売店の導入の動き。そしてもう1つ、このところ活発になっているのが、「BNPL(Buy Now, Pay Later)」と称される、クレジットカードなどを…
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D2C事業で失敗しがちな3つの落とし穴 まずは「No.1戦略」が重要
企業やメーカーが商品やサービスを消費者へダイレクトに販売する「D2C」(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)がコロナ禍でさらに盛り上がりを見せている。化粧品やアパレルなどD2Cを利用してファンを少しずつ集めながらブレークす…
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無印の切り札「地域事業部制」 “草分け”のキーパーソンが語る真意
“地域への土着化”を目指す「無印良品」。そのカギを握るのが、2021年の9月からスタートした地域事業部制だ。第1弾として、国内12地域に地域事業部を設置。出店計画から限定・独自商品の開発まで、地域密着型の事業モデルの構築…
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顧客の目的地にリアルタイム広告で「先回り」 地図アプリの挑戦
地図サービス開発プラットフォームのマップボックス・ジャパン(東京・港)が広告事業を本格化させた。同社は2021年8月24日、地図サービス事業者7社と共同で地図広告のネットワークを構築すると発表。1年で3000万人の利用者…
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手書き99.2%認識、がん検診6.5倍 自治体で導入進む新興DX
特徴あるスタートアップにとっても、加速する自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の動きは大きな商機だ。独自のAI-OCRサービス「Tegaki」を武器に幅広く自治体に攻勢をかけるCogent Labs(コージェン…
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これぞリブランディングの理想型 10年前の廃盤テープが大復活
文具メーカーのヤマト(東京・中央)が開発・販売する布製の粘着テープ「OUTDOOR TAPE(アウトドアテープ)」は、生産中止になった商品をリブランディングしてよみがえらせた商品だ。アウトドアブームに乗り、デザインやパッ…
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論理性だけではイノベーションは生まれない
ビジネス界で注目を集める「アート思考」は、人間が持つ創造力を解放し、新たな発想を生み、イノベーションにつなげる思考法。感性を重視しながら論理性も高めていくものだが、興味はあるけれど具体的にどう取り組めばいいのか分からない…
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SDGsは伝統工芸を救う切り札か 新素材やリサイクルに見る未来
ライフスタイルの変化やデフレ、海外製品などの脅威にさらされるなか、新しい波であるSDGs(持続可能な開発目標)の要素を取り込んで活路を見いだそうとしている老舗の企業もある。カーボンニュートラルな素材や原料のリサイクルは伝…
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「アマゾンにも真似できない」 定期便を究めた菓子サブスク
アマゾンとの違いを打ち出す際、「体験」をキーワードに掲げる企業は少なくない。今回は、AI(人工知能)を使って自分だけのおやつ時間をユーザーに届ける「スナックミー」、体験を軸に異業種のリアル店を複合させた「ビックロ」を取り…
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パイロットの30年記念文具は「推し活」用 細部に隠しメッセージ
好きなアイドルやキャラクターのイメージカラーなど、色だけで「推し」を表現する「推し色」。さりげなく「好き」という気持ちを表現できるとして、日常の持ち物やコーディネートに取り入れる人が増えている。パイロットコーポレーション…
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ヤッホー流UGC活用術 “載せる写真を変えるだけ”でCVRが16%増
UGC(ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ=ユーザー生成コンテンツ)を活用することで、ECサイトの売り上げを高める。そんな取り組みに注力するのがクラフトビールメーカーのヤッホーブルーイング(以下、ヤッホー)(長野県軽…
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「アラビックヤマトのり」の中身がハチミツ! 塗りやすさも抜群
家庭で文具として使うのりの定番が、ヤマト(東京・中央)のロングセラー液状のり「アラビックヤマト」。鮮やかなオレンジ色のキャップでおなじみだ。キャップを外すと先端にスポンジが付いており、手を汚さず、ムダやムラがなく塗れる点…
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「闇落ちとまと」「越冬トマト」 ユニークネーミング野菜が売れる
商品について画像とテキストを使って説明できる内容は限られるが、顧客の潜在ニーズをくみ取ったり、情緒的な価値をうまく表現したりしたネーミングは、それだけで豊かなコミュニケーションを実現できる。商品に対する顧客の関心を一気に…
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多拠点居住の利用ランキング、1位が「渋谷のホテル」の謎
コロナ禍で急速に浸透したリモートワークやワーケーション。どんな場所で、どんな人が利用しているのか。その実態を、定額制宿泊サービス「HafH」を提供するKabuK Style(長崎市)代表の大瀬良亮氏に聞いた。
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イノベーションに不可欠な「自己再定義」とは何か
イノベーションとは、社会課題の本質に気づき、その課題解決に果敢に挑戦する過程で生まれるもの。この実現に有効なのが、デザインマネジメントという考え方だ。最終回となる今回は、磨かれた視点を使って、実際にイノベーションを実現す…
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事業創造のための2つの視点はデッサンで養う
イノベーションとは、社会課題の本質に気づき、その課題解決に果敢に挑戦する過程で生まれるもの。この実現に有効なのが、デザインマネジメントという考え方だ。今回は、事業創造に必要な「視点」に焦点を当てる。本講座を読み、さらに興…
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デザインマネジメントがイノベーションに必要な理由
イノベーションとは、社会課題の本質に気づき、その課題解決に果敢に挑戦する過程で生まれるもの。この実現に有効なのが、デザインマネジメントという考え方だ。この連載では3回に分けて「デザインマネジメントがイノベーションに必要な…
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富士通が13万人にデザイン思考 技術者もクリエイティブが必要
デザインがプロダクトやグラフィックなどの領域にとどまらず、企業戦略上で大きな存在感を示すようになった。富士通デザインセンター長代理の藤 健太郎氏は、全社員にデザイン思考のスキルを浸透させることが富士通のデザイナーの役割で…
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消費者意識は「withリスク」へ 節約・持たない暮らしへと変わる
日経クロストレンドの特集「アフターコロナの消費者はこう変わる 2021」から、市場調査やマーケティングリサーチ事業などを展開するインテージ(東京・千代田)に取材した、今後の消費傾向についての調査結果を紹介する。コロナ禍が…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回