連載最終回は、創業130周年の節目となった2020年にクボタのトップに就いた北尾裕一社長のインタビュー。北尾社長は自社の目指す姿について、水や環境、食料にまつわる社会課題の解決を提案するプラットフォーマーだとした上で、地上地下数メートルの世界ではグーグルを始めとする米国の巨大IT企業のGAFAには負けないと決意を語る。

(聞き手は 本誌編集長 磯貝 高行)

<span class="fontBold">北尾 裕一(きたお・ゆういち)氏</span><br />1956年兵庫県生まれ。79年東京大学工学部卒、久保田鉄工(現クボタ)に入社。一貫してトラクターの開発畑を歩み、2014年6月に取締役常務執行役員。取締役専務執行役員を経て19年に副社長に昇格し、機械事業本部長も兼ねる。同年6月イノベーションセンター所長。クボタにとって創業130周年の節目となった20年1月から現職。「六甲山と大阪湾が目に入らないと、どうも落ち着かない」と話す、根っからの関西人(写真:菅野勝男)
北尾 裕一(きたお・ゆういち)氏
1956年兵庫県生まれ。79年東京大学工学部卒、久保田鉄工(現クボタ)に入社。一貫してトラクターの開発畑を歩み、2014年6月に取締役常務執行役員。取締役専務執行役員を経て19年に副社長に昇格し、機械事業本部長も兼ねる。同年6月イノベーションセンター所長。クボタにとって創業130周年の節目となった20年1月から現職。「六甲山と大阪湾が目に入らないと、どうも落ち着かない」と話す、根っからの関西人(写真:菅野勝男)

成熟した国内市場における再成長のカギを握るのがスマート農業システムです。自動車でいう「CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)」のようなことが農機でも起きていると思いますが、ビジネスのあり方はどのように変わっていきますか。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り5067文字 / 全文5396文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「インダストリー羅針盤」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

ウェビナー開催 西口一希氏とミスミに学ぶ 会社を成長させる「顧客理解」

 これまで約40社の経営を支援してきたStrategy Partners代表の西口一希氏。「成長の壁」に悩む多くの経営者に対して「企業の成長に伴い、顧客よりも財務の数字や組織運営に関心を向けてしまう問題」の大きさを指摘してきました。
 日経ビジネスLIVEでは、成長の壁に悩む経営者や事業責任者、さらに現場で取り組む層に向け、西口氏が『顧客起点の経営』について語るウェビナーを2週連続で開催します。ぜひご参加ください。


■第1回:2022年7月5日(火)19:00~20:00(予定)
■テーマ:なぜ企業の成長は止まるのか? すべてのカギを握る顧客理解
■講師:『顧客起点の経営』著者・Strategy Partners代表 西口一希氏

■第2回:2022年7月12日(火)19:00~20:00(予定)
■テーマ:顧客を分析、ニーズに対応して急成長 ミスミ「meviy(メビ―)」事業に学ぶ
■講師:西口一希氏、ミスミグループ本社 常務執行役員meviy事業担当・ID企業体社長 吉田光伸氏

■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料(事前登録制、先着順)。

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。