投資家からも支持されるクボタのスマート農業だが、農家にとことん寄り添う企業風土が推進力の源泉だ。営業担当者はもちろん、開発部隊も農家の水田や畑で実証実験を重ねて、ニーズに応える製品を生み出す。今年からスタートした農機のシェアリングサービスは新規就農支援が狙い。農業の現場のあらゆる困りごとに手を差し伸べ、国内市場を耕す。

 クボタがスマート農業を推し進める上での強みが農家との接点の多さだ。売上高でみた国内の事業規模はヤンマーホールディングス(非上場)の3875億円や井関農機の1159億円を圧倒。国内に13社の販売会社を抱え、営業拠点は約800カ所に達する。

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3/22ウェビナー開催、「強い『松下電器』は復活するか プロCIOが挑む巨艦パナソニックのDX」

 日経ビジネスLIVEでは3月22日(水)19時から、パナソニックホールディングス(HD)の改革を最前線で率いる、玉置肇CIO(最高情報責任者)を講師に招いたウェビナーを開催します。テーマは「強い『松下電器』は復活するか プロCIOが挑む巨艦パナソニックのDX」です。玉置氏はファーストリテイリングやアクサ生命保険でもCIOとしてDXを推進した、国内有数の「プロCIO」として知られます。連結従業員数が24万人にのぼる巨大組織のDXをどのように進め、さらに今後どう改革しようとしているのかについて語っていただきます。ウェビナー後半では視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。

■日程:3月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:強い『松下電器』は復活するか プロCIOが挑む巨艦パナソニックのDX
■講師:玉置 肇氏(パナソニックホールディングス執行役員兼グループCIO)
■モデレーター:中山玲子(日経ビジネス記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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