三菱重工業は10月30日、国産初の小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の事業を事実上凍結する方針を明らかにした。完成機開発をとりまとめるノウハウや知見、経験が乏しかったため、開発の途中で設計を大幅に見直し、航空当局による「型式証明(TC)」の取得がうまく進まなかった。背景に三菱重工のおごりが無かったと言えるだろうか。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2661文字 / 全文2676文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題