ロボットスタートアップのGITAI Japan(東京・大田)は10月半ば、国際宇宙ステーション(ISS)で自律制御ロボットを使った太陽光パネルの組み立てなど汎用作業の実証実験に成功した。宇宙空間でのロボットによる汎用作業は初の快挙だ。宇宙開発は莫大な人件費の削減が課題となっており、省人化が欠かせない。日本のスタートアップが宇宙開発の新たな地平を切り開いた。

 10月14日、米南部テキサス州ヒューストン。「ミッションコンプリート。大成功だ!」。GITAIのロボットを活用する民間宇宙サービス、米ナノラックスのオペレーションルームが歓喜に包まれた。

GITAIのロボットは2つのミッションをこなした
GITAIのロボットは2つのミッションをこなした

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3/22ウェビナー開催、「強い『松下電器』は復活するか プロCIOが挑む巨艦パナソニックのDX」

 日経ビジネスLIVEでは3月22日(水)19時から、パナソニックホールディングス(HD)の改革を最前線で率いる、玉置肇CIO(最高情報責任者)を講師に招いたウェビナーを開催します。テーマは「強い『松下電器』は復活するか プロCIOが挑む巨艦パナソニックのDX」です。玉置氏はファーストリテイリングやアクサ生命保険でもCIOとしてDXを推進した、国内有数の「プロCIO」として知られます。連結従業員数が24万人にのぼる巨大組織のDXをどのように進め、さらに今後どう改革しようとしているのかについて語っていただきます。ウェビナー後半では視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。

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