旭化成は2022年5月に創業100周年を迎える。節目の年に小堀秀毅社長が経営トップのバトンを託したのは工藤幸四郎取締役兼常務執行役員。4月1日付で社長に就く。「昨日まで世界になかったものを」を合言葉に革新的な商品を世に送り出してきた旭化成。脱炭素時代を前に再びイノベーションを巻き起こせるか、財務、人事も含めどんな将来像を描くのか。日経ビジネスの取材に応じた工藤氏の発言から読み解く。
「規模拡大も大事だが、利益の質にこだわる。会社として機関決定したわけではなくあくまで構想だが、3つの事業領域ごとに投資効率、資本効率のKPI(重要業績評価指標)を設け、(達成度合いに応じて)各部門責任者の報酬を決めたい」
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